平町鍼灸接骨院ブログ

2012年5月26日 土曜日

質問1の治療報告

こんにちは、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。

前回前々回にご質問をお受けした
患者様がどのような治療経過・結果
であったかを書きたいと思います。

メールを頂いて病院を退院されてから当院に
来院され、突発性難聴の症状や状況を再度
詳しく聞きました。

突発性難聴を発症して間もないこともあり、
なるべく連続した鍼治療が有効であることを
お伝えしました。
しかし、患者様はお仕事の都合上、連続の
通院は不可能であると言うことで、週2回の
鍼治療で行なうことになりました。

鍼治療を開始して6回ほどで症状が軽くなり
さらに6回の鍼治療で元の状態に戻りました。
残念ながら聴力検査の結果を頂いてなかった
ので、掲載することが出来ませんが、
病院の医師からも完治していることを言われ、
ご本人も聴力検査を確認し、大変喜んで
いらっしゃいました。

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2012年5月25日 金曜日

質問1の返事

こんばんは、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。

前回のご質問に対しての私の返事を書きます。

はじめまして、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。
メール拝見いたしました。

まず、治療の間隔の件ですが発症して間が無いので
鍼治療は毎日された方が効果があります。
高音域の聴力は治りにくい事は確かですが、
まだまだ可能性があります。治せる時期に少しでも
聴力を回復させておくことが肝要であると思われます。

ご存知であると思いますが、突発性難聴という病気の
性質上、時間の経過が治り難さにつながります。

発症して1週間も経過していない段階で諦めてしまうのは
時期尚早であると思います。

また、聴力がある程度回復しないと耳鳴りも
回復しにくくなります。
諦めず治療をされることをお勧めいたします。

鍼治療は投薬治療中でも出来ます。
西洋医学の治療と平行して鍼治療をしても
大丈夫です。
今までも、点滴の管を付けてまま鍼治療をされた方も
沢山いらっしゃいます。

やはり、早い段階で鍼治療を開始された方は治りが
とても良いので、結果的に少ない治療日数で回復して
います。
もちろん全ての方に共通する訳ではありませんが、
可能性が高いうちに治療をする意味はあると思います。

先の見えない病気だけに、ご不安もあると思いますが
ご検討ください。

では、失礼致します。

以上のように返事をしましたところ
来院の希望がありましたので
鍼治療をすることになりました。

経過・結果は次回へ

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2012年5月23日 水曜日

質問1

こんにちは、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。

早速、前回お話しました
質問を掲載します。

はじめまして、去る8/25に急な耳鳴りと
閉塞感を感じ1日経過しても改善しなかった
ため、
近所の総合病院にて診察を受け、
典型的な「突発性難聴」の入院治療を
受けているものです。

すでに、4日ほど点滴治療を受けいますが、
一向に良くなる気配がありません。
担当医からは、高音域の難聴は治り辛いと聞き、
半分あきらめ状態で治療を受けています。

耳鳴りも慣れてしまえば・・・とも思うのですが、
仕事がら集中して作業することが多く、
聞こえ辛くなる事はかまわないのですが、
耳鳴りと上手く付き合っていけるか心配で、
色々治療法を探しており、平町鍼灸接骨院様に
メールさせて頂きました。

治療中の身でご相談すのも、変な話ですが、
平町鍼灸接骨院様で治療を受ける場合、
どの程度の間隔で受けるのがよろしいのでしょうか?
1週間間隔でも問題ないでしょうか?

お忙しいところ、申し訳ございませんが、
ご返答いただければ幸いです。

横浜市在住 

といったご質問でした。
突発性難聴に罹られて、耳鳴りや
音割れ、響きなどで悩まれている方には
よく分かる訴えではないでしょうか?
また、突発性難聴という初めての病気で
戸惑うお気持ちも良く分かります。
少しでも快方に向かえるようにお力になれれば
と思いました。

さて、次回は私の返事と治療結果を書きます。

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2012年5月22日 火曜日

質問集

こんにちは、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。

以前に患者様からいただきました
質問を書きたいと思います。

なぜ、そういったことをするのかと
申しますと、突発性難聴の症状を
表現する事が難しく、周りの方の
理解を得られず、困惑する患者様が
多く見受けられます


その為に他の患者様がどのような表現
をしていたのかを知ることで、ご自身の症状を
周囲の方に知らせることが出来るのでは
ないかと考えたからです。

また、同じ境遇の方がどの様な治療をし、
回復したのかを知ることは、突発性難聴に
罹られた方の励みになると思ったからです。

次回から書いていきます。

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2012年5月18日 金曜日

鍼治療について

こんばんは、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。

横道にそれてしましますが、
今回は私が考える
鍼治療のポジションについて書いてみます

鍼治療は「医療の中の一部」
と考えています。
西洋医学、東洋医学という
分野で違うものの、一つの病気、
患者さんを診る場合には関係ありません。
その患者さんをより早く日常生活に戻すことを
最優先に考えるべきだと思うのです。

鍼治療で効果のでる病気が沢山あります。
病院での投薬治療と並行して早期に鍼治療を
するこで、患者さんの負担を軽減できると思うのです。

例えば、片頭痛。
問診をして片頭痛が疑わしい場合、
専門医を受診するようにお勧めします。
それは、病院の治療と鍼治療を並行した方が
より良い治療ができるからです。

もちろん、本心は「鍼で片頭痛を治すんだ!!」
という気持ちはあります。
しかし、それは治療家のエゴです。
それよりも、より良い治療の方法を提案するのが
治療家の仕事です


小生が大変お世話になった
鍼の先生はこうおっしゃっていました。
「論文を書こうが、博士号をとろうが患者さんを
 治すための勉強をしなさい。そうでないのなら、そんな
 勉強は意味が無い。目の前の患者さんと向き合い、
 患者さんの為の勉強をしなさい。私たちは治療家なのだから。」

「患者さんの為の治療」
これが本来なのだと思うのです。
そこには、西洋医学も東洋医学も関係ないのです。
あるのは患者さんの苦痛です。
それを取り除くのが医療です。

という気持ちで頑張っています。
まだまだ、未熟です。

では、また。

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