平町鍼灸接骨院ブログ
2012年6月18日 月曜日
蝸牛型メニエール
こんにちは、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。
今回は蝸牛型メニエールについて書きます。
蝸牛型メニエール病とは内リンパ水腫がベースあって
めまいがなく聴力や耳鳴り変動を繰り返す病気。
という説明が分かりやすいかと思います。
この症状と似ている病気として、低音障害型感音難聴が
あります。ほとんどの場合はめまいがなく、耳鳴りがあり、
耳閉感(聴力低下)がみられます。蝸牛型メニエールと
酷似しているためどちらの病気か判別がしにくいのですが、
「内リンパ水腫」の有無で判別することができます。
つまり、低音障害型感音難聴と言うのは原因が何であっても、
聴力の低音部分が低下していれば、この病名がつきます。
低音障害型感音難聴の中でも内リンパ水腫があるものを
蝸牛型メニエールという病名になると言う訳です。
また、蝸牛型メニエールは20%ほどがメニエールに移行する
と言われています。
メニエールの前駆症状(前ブレ)という
場合があり、治療を十分にされることをお勧めいたします。
平町鍼灸接骨院の中嶋です。
今回は蝸牛型メニエールについて書きます。
蝸牛型メニエール病とは内リンパ水腫がベースあって
めまいがなく聴力や耳鳴り変動を繰り返す病気。
という説明が分かりやすいかと思います。
この症状と似ている病気として、低音障害型感音難聴が
あります。ほとんどの場合はめまいがなく、耳鳴りがあり、
耳閉感(聴力低下)がみられます。蝸牛型メニエールと
酷似しているためどちらの病気か判別がしにくいのですが、
「内リンパ水腫」の有無で判別することができます。
つまり、低音障害型感音難聴と言うのは原因が何であっても、
聴力の低音部分が低下していれば、この病名がつきます。
低音障害型感音難聴の中でも内リンパ水腫があるものを
蝸牛型メニエールという病名になると言う訳です。
また、蝸牛型メニエールは20%ほどがメニエールに移行する
と言われています。
メニエールの前駆症状(前ブレ)という
場合があり、治療を十分にされることをお勧めいたします。
投稿者 平町鍼灸接骨院 | 記事URL
2012年6月11日 月曜日
突発性難聴治療に使用する『鍼の歴史』
こんばんは、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。
今回は少し余談になりますが、
簡単に鍼(はり)灸(きゅう)の歴史を書いて見ます。
鍼灸医学は今から約三千前に中国で
誕生しました。
日本へは約千五百年前に伝わりました。
鍼灸医学は古い経験と長い歴史により、
身体の表面に選び出された経穴(つぼ)
が配置され、身体内に何か異常があると
皮膚の特定な場所(つぼ)に反応が
あらわれ、また治療点となることを体系化したものです。
日本の鍼灸は中国医学と西洋医学を
合わせた鍼灸医学と言えます。
それは、中国医学の伝統的な医学と
西洋医学の近代的な医学の融合を
日本の鍼灸医学はしてきました。
つまり、その時代時代で日本に入ってきた
医学を柔軟に取り入れ、発展させてきました。
その、1つが管鍼法(かんしんほう)ではないでしょうか。
管鍼法(術)は江戸時代に杉山和一により開発されました。
それまでは、太い鍼を押し入れてきたのですが、
鍼と「つつ」を使うことでより細い鍼でも刺す事が
出来るようになりました。
ですから、日本の鍼は細く、痛みの少ないものになりました。
また、病気の捉え方も独特です。
西洋医学に基づく疾患概念の受け取り方と、
中国医学に基づく人間の観察法をミックスして
鍼灸治療が行われてきました。そういった事からも
日本の特異性がみられます。
大雑把ですが、鍼の歴史についてでした。
では、また。
平町鍼灸接骨院の中嶋です。
今回は少し余談になりますが、
簡単に鍼(はり)灸(きゅう)の歴史を書いて見ます。
鍼灸医学は今から約三千前に中国で
誕生しました。
日本へは約千五百年前に伝わりました。
鍼灸医学は古い経験と長い歴史により、
身体の表面に選び出された経穴(つぼ)
が配置され、身体内に何か異常があると
皮膚の特定な場所(つぼ)に反応が
あらわれ、また治療点となることを体系化したものです。
日本の鍼灸は中国医学と西洋医学を
合わせた鍼灸医学と言えます。
それは、中国医学の伝統的な医学と
西洋医学の近代的な医学の融合を
日本の鍼灸医学はしてきました。
つまり、その時代時代で日本に入ってきた
医学を柔軟に取り入れ、発展させてきました。
その、1つが管鍼法(かんしんほう)ではないでしょうか。
管鍼法(術)は江戸時代に杉山和一により開発されました。
それまでは、太い鍼を押し入れてきたのですが、
鍼と「つつ」を使うことでより細い鍼でも刺す事が
出来るようになりました。
ですから、日本の鍼は細く、痛みの少ないものになりました。
また、病気の捉え方も独特です。
西洋医学に基づく疾患概念の受け取り方と、
中国医学に基づく人間の観察法をミックスして
鍼灸治療が行われてきました。そういった事からも
日本の特異性がみられます。
大雑把ですが、鍼の歴史についてでした。
では、また。
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2012年5月26日 土曜日
質問1の治療報告
こんにちは、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。
前回と前々回にご質問をお受けした
患者様がどのような治療経過・結果
であったかを書きたいと思います。
メールを頂いて病院を退院されてから当院に
来院され、突発性難聴の症状や状況を再度
詳しく聞きました。
突発性難聴を発症して間もないこともあり、
なるべく連続した鍼治療が有効であることを
お伝えしました。
しかし、患者様はお仕事の都合上、連続の
通院は不可能であると言うことで、週2回の
鍼治療で行なうことになりました。
鍼治療を開始して6回ほどで症状が軽くなり
さらに6回の鍼治療で元の状態に戻りました。
残念ながら聴力検査の結果を頂いてなかった
ので、掲載することが出来ませんが、
病院の医師からも完治していることを言われ、
ご本人も聴力検査を確認し、大変喜んで
いらっしゃいました。
平町鍼灸接骨院の中嶋です。
前回と前々回にご質問をお受けした
患者様がどのような治療経過・結果
であったかを書きたいと思います。
メールを頂いて病院を退院されてから当院に
来院され、突発性難聴の症状や状況を再度
詳しく聞きました。
突発性難聴を発症して間もないこともあり、
なるべく連続した鍼治療が有効であることを
お伝えしました。
しかし、患者様はお仕事の都合上、連続の
通院は不可能であると言うことで、週2回の
鍼治療で行なうことになりました。
鍼治療を開始して6回ほどで症状が軽くなり
さらに6回の鍼治療で元の状態に戻りました。
残念ながら聴力検査の結果を頂いてなかった
ので、掲載することが出来ませんが、
病院の医師からも完治していることを言われ、
ご本人も聴力検査を確認し、大変喜んで
いらっしゃいました。
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2012年5月25日 金曜日
質問1の返事
こんばんは、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。
前回のご質問に対しての私の返事を書きます。
はじめまして、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。
メール拝見いたしました。
まず、治療の間隔の件ですが発症して間が無いので
鍼治療は毎日された方が効果があります。
高音域の聴力は治りにくい事は確かですが、
まだまだ可能性があります。治せる時期に少しでも
聴力を回復させておくことが肝要であると思われます。
ご存知であると思いますが、突発性難聴という病気の
性質上、時間の経過が治り難さにつながります。
発症して1週間も経過していない段階で諦めてしまうのは
時期尚早であると思います。
また、聴力がある程度回復しないと耳鳴りも
回復しにくくなります。
諦めず治療をされることをお勧めいたします。
鍼治療は投薬治療中でも出来ます。
西洋医学の治療と平行して鍼治療をしても
大丈夫です。
今までも、点滴の管を付けてまま鍼治療をされた方も
沢山いらっしゃいます。
やはり、早い段階で鍼治療を開始された方は治りが
とても良いので、結果的に少ない治療日数で回復して
います。
もちろん全ての方に共通する訳ではありませんが、
可能性が高いうちに治療をする意味はあると思います。
先の見えない病気だけに、ご不安もあると思いますが
ご検討ください。
では、失礼致します。
以上のように返事をしましたところ
来院の希望がありましたので
鍼治療をすることになりました。
経過・結果は次回へ
平町鍼灸接骨院の中嶋です。
前回のご質問に対しての私の返事を書きます。
はじめまして、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。
メール拝見いたしました。
まず、治療の間隔の件ですが発症して間が無いので
鍼治療は毎日された方が効果があります。
高音域の聴力は治りにくい事は確かですが、
まだまだ可能性があります。治せる時期に少しでも
聴力を回復させておくことが肝要であると思われます。
ご存知であると思いますが、突発性難聴という病気の
性質上、時間の経過が治り難さにつながります。
発症して1週間も経過していない段階で諦めてしまうのは
時期尚早であると思います。
また、聴力がある程度回復しないと耳鳴りも
回復しにくくなります。
諦めず治療をされることをお勧めいたします。
鍼治療は投薬治療中でも出来ます。
西洋医学の治療と平行して鍼治療をしても
大丈夫です。
今までも、点滴の管を付けてまま鍼治療をされた方も
沢山いらっしゃいます。
やはり、早い段階で鍼治療を開始された方は治りが
とても良いので、結果的に少ない治療日数で回復して
います。
もちろん全ての方に共通する訳ではありませんが、
可能性が高いうちに治療をする意味はあると思います。
先の見えない病気だけに、ご不安もあると思いますが
ご検討ください。
では、失礼致します。
以上のように返事をしましたところ
来院の希望がありましたので
鍼治療をすることになりました。
経過・結果は次回へ
投稿者 平町鍼灸接骨院 | 記事URL
2012年5月23日 水曜日
質問1
こんにちは、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。
早速、前回お話しました
質問を掲載します。
はじめまして、去る8/25に急な耳鳴りと
閉塞感を感じ1日経過しても改善しなかったため、
近所の総合病院にて診察を受け、
典型的な「突発性難聴」の入院治療を
受けているものです。
すでに、4日ほど点滴治療を受けいますが、
一向に良くなる気配がありません。
担当医からは、高音域の難聴は治り辛いと聞き、
半分あきらめ状態で治療を受けています。
耳鳴りも慣れてしまえば・・・とも思うのですが、
仕事がら集中して作業することが多く、
聞こえ辛くなる事はかまわないのですが、
耳鳴りと上手く付き合っていけるか心配で、
色々治療法を探しており、平町鍼灸接骨院様に
メールさせて頂きました。
治療中の身でご相談すのも、変な話ですが、
平町鍼灸接骨院様で治療を受ける場合、
どの程度の間隔で受けるのがよろしいのでしょうか?
1週間間隔でも問題ないでしょうか?
お忙しいところ、申し訳ございませんが、
ご返答いただければ幸いです。
横浜市在住
といったご質問でした。
突発性難聴に罹られて、耳鳴りや
音割れ、響きなどで悩まれている方には
よく分かる訴えではないでしょうか?
また、突発性難聴という初めての病気で
戸惑うお気持ちも良く分かります。
少しでも快方に向かえるようにお力になれれば
と思いました。
さて、次回は私の返事と治療結果を書きます。
平町鍼灸接骨院の中嶋です。
早速、前回お話しました
質問を掲載します。
はじめまして、去る8/25に急な耳鳴りと
閉塞感を感じ1日経過しても改善しなかったため、
近所の総合病院にて診察を受け、
典型的な「突発性難聴」の入院治療を
受けているものです。
すでに、4日ほど点滴治療を受けいますが、
一向に良くなる気配がありません。
担当医からは、高音域の難聴は治り辛いと聞き、
半分あきらめ状態で治療を受けています。
耳鳴りも慣れてしまえば・・・とも思うのですが、
仕事がら集中して作業することが多く、
聞こえ辛くなる事はかまわないのですが、
耳鳴りと上手く付き合っていけるか心配で、
色々治療法を探しており、平町鍼灸接骨院様に
メールさせて頂きました。
治療中の身でご相談すのも、変な話ですが、
平町鍼灸接骨院様で治療を受ける場合、
どの程度の間隔で受けるのがよろしいのでしょうか?
1週間間隔でも問題ないでしょうか?
お忙しいところ、申し訳ございませんが、
ご返答いただければ幸いです。
横浜市在住
といったご質問でした。
突発性難聴に罹られて、耳鳴りや
音割れ、響きなどで悩まれている方には
よく分かる訴えではないでしょうか?
また、突発性難聴という初めての病気で
戸惑うお気持ちも良く分かります。
少しでも快方に向かえるようにお力になれれば
と思いました。
さて、次回は私の返事と治療結果を書きます。
投稿者 平町鍼灸接骨院 | 記事URL


















