平町鍼灸接骨院ブログ

2012年5月22日 火曜日

質問集

こんにちは、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。

以前に患者様からいただきました
質問を書きたいと思います。

なぜ、そういったことをするのかと
申しますと、突発性難聴の症状を
表現する事が難しく、周りの方の
理解を得られず、困惑する患者様が
多く見受けられます


その為に他の患者様がどのような表現
をしていたのかを知ることで、ご自身の症状を
周囲の方に知らせることが出来るのでは
ないかと考えたからです。

また、同じ境遇の方がどの様な治療をし、
回復したのかを知ることは、突発性難聴に
罹られた方の励みになると思ったからです。

次回から書いていきます。

投稿者 平町鍼灸接骨院 | 記事URL

2012年5月18日 金曜日

鍼治療について

こんばんは、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。

横道にそれてしましますが、
今回は私が考える
鍼治療のポジションについて書いてみます

鍼治療は「医療の中の一部」
と考えています。
西洋医学、東洋医学という
分野で違うものの、一つの病気、
患者さんを診る場合には関係ありません。
その患者さんをより早く日常生活に戻すことを
最優先に考えるべきだと思うのです。

鍼治療で効果のでる病気が沢山あります。
病院での投薬治療と並行して早期に鍼治療を
するこで、患者さんの負担を軽減できると思うのです。

例えば、片頭痛。
問診をして片頭痛が疑わしい場合、
専門医を受診するようにお勧めします。
それは、病院の治療と鍼治療を並行した方が
より良い治療ができるからです。

もちろん、本心は「鍼で片頭痛を治すんだ!!」
という気持ちはあります。
しかし、それは治療家のエゴです。
それよりも、より良い治療の方法を提案するのが
治療家の仕事です


小生が大変お世話になった
鍼の先生はこうおっしゃっていました。
「論文を書こうが、博士号をとろうが患者さんを
 治すための勉強をしなさい。そうでないのなら、そんな
 勉強は意味が無い。目の前の患者さんと向き合い、
 患者さんの為の勉強をしなさい。私たちは治療家なのだから。」

「患者さんの為の治療」
これが本来なのだと思うのです。
そこには、西洋医学も東洋医学も関係ないのです。
あるのは患者さんの苦痛です。
それを取り除くのが医療です。

という気持ちで頑張っています。
まだまだ、未熟です。

では、また。

投稿者 平町鍼灸接骨院 | 記事URL

2012年5月12日 土曜日

突発性難聴の早期治療

前回まで数回にわたって
突発性難聴の鍼治療について
書きました。

突発性難聴、低音障害型感音難聴
などの感音性難聴は早期治療が
重要になるのですが、早期とはどのぐらいか?

これは、病気によって違いますが、
突発性難聴については1日~14日間という
期間になりますでしょうか。

とにかく、早い段階で医療機関へ受診して
頂くことが肝心です


しかし、その時期を過ぎてしまったからと
諦めないでください。治療することで
回復する可能性は十分にあります。

治療開始が遅れた分、回復するのに
時間がかかることがありますが、
可能性があるのに諦めてしまったら
もったいないと思います。

治療のベストタイミングは
治療を開始しようと思った時です。
その時に出来る範囲で出来るだけ
十分な治療をしましょう。
そのお手伝いを我々はしています。

投稿者 平町鍼灸接骨院 | 記事URL

2012年5月 2日 水曜日

突発性難聴完治例6

こんばんは、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。

今回で最後です。
お付き合いください。

さて、前回の聴力検査から1週間後
15回の鍼治療をしてからさらに6回の
鍼治療を行なってからの聴力検査です。

聴力検査では左右差が無くなり
患者様の自覚症状もほとんど無く、
正常に戻りました。
若干の耳鳴りが残っていましたので
さらに9回の鍼治療をしまして
最終的に合計30回の鍼治療を行ないました。

患者様ご本人もこの結果に大変満足されており、
病院の医師も驚いていたそうです。

やはり、早期治療が突発性難聴治療の
近道であると言う良い例だったのではないかと
思います。
一般的に突発性難聴は一度聴力が落ちたら、
もう一度は聴力が低下することはないと言われて
いますが、色々なケースがあります。
しかし、どのようなケースでも感音性難聴において
早期治療が重要で、完治する可能性は十分ある
と考えます。

「薬の効果」なのか「鍼の効果」なのかと分からないと
おっしゃる方が居ます。
病気を治す事に西洋医学が良いのか東洋医学が良いのか
という問題は関係ないと思うのです。
問題は患者様を最短で通常の生活に戻ってもらうことで
方法はどちらでも良いと思うのです。

突発性難聴は3割が治って、3割が改善し、3割は治らないと
言われています。
その割合を少しでも多く「治る」にできれば、これほど嬉しいことは
ありません。
その為に我々は、より良い治療を目指して邁進してまいります。


投稿者 平町鍼灸接骨院 | 記事URL

2012年4月25日 水曜日

突発性難聴完治例5

こんばんは、
平町鍼灸接骨院の中嶋です。

更新を怠ってしまいました。
すいません。

突発性難聴の治療経過の続きです。
前回はオージオグラムだけ掲載して
説明を書いていませんでした。
今回はその説明を書きます。

前回のオージオグラムは鍼治療を
15回行なってからの聴力検査です。

患者様の自覚症状は耳鳴りが強く
耳閉感、響きも大変辛いものでした


患者様は入院中であったのですが、
当初より悪くなったこと、数日ステロイド
による点滴で改善が見られなかった事を
理由に病院から外出許可を頂きステロイドと
鍼治療を並行して治療されました。

鍼治療は毎日、一日一回のペースで通われ
ました。

鍼治療開始から数回でご本人の自覚症状が
改善し、ほとんど左右の聞こえ方の違和感が
無くなり楽になっていたようです。

病院での入院は鍼治療を開始してから
10日で退院され、その後は投薬治療のみでした。

それでも、まだ症状は残っていましたので、継続して
鍼治療はして頂きました。

投稿者 平町鍼灸接骨院 | 記事URL

アクセス


大きな地図で見る

■住所:
〒152-0032
東京都目黒区平町1-22-12-102
■最寄駅:
東急東横線「都立大学」徒歩2分
■診療時間
9:00~12:00/14:30~20:00
■休診日:
日曜・祝日

お問い合わせ 詳しくはこちら